新型コロナウイルス感染症が世界中で拡大しています。フィリピンのプエルトガレラの状況がどのようになっているのか心配な方もいらっしゃるかと思いますので、2020年2月15日現在のプエルトガレラの状況をお伝えします。
【急なお知らせ】コロナウイルス(COVID-19) 侵入防止に際し、14日12時から3月25日までの11日間はミンドロ島と島外は移動が不可能です。フェリー停止決行済みです。詳細は以下です。
https://プエルトガレラ.com/base/covid-19
まず、フィリピンはドゥテルテ大統領の指示により、世界各国に先駆けて迅速に行動を起こしました。
2020/1/25
リゾート地として有名なボラカイ島を訪れていた武漢出身の中国人観光客464人に対し、予定を前倒しさせフィリピン政府が用意した特別機で強制送還。
2020/1/31
武漢がある湖北省から訪れる中国人の入国禁止。
2020/2/2
中国本土とその特別行政区(香港・マカオ)からの入国を禁止。フィリピン人及び永住許可を保有する外国人は、14日間の検疫を受けることを条件に入国を認める。
※以降、各国の適切な感染防止対策が確認できれば、マカオ・台湾などの入国禁止を撤回する方針であることを明らかにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200214/k10012286541000.html
感染拡大を防ぐための水際対策はフィリピン地方都市においても厳重に実施されており、日本よりはるかに迅速な措置がなされています。先手を打っているドゥテルテ大統領の断固とした意志が感じられます。
これらの迅速で徹底した措置により、日本国内での感染者数に対して、フィリピン国内での感染者数は3名(2/12)にとどまっています。
プエルトガレラの状況
体温測定などの実施は、都市部や空港だけではなくプエルトガレラのあるミンドロ島への入島時にも実施され、地方都市における水際対策も厳重に実施されています。現在はプエルトガレラでの感染者は確認されていません。
また、2月に入りプエルトガレラを訪れていた中国人ダイバー及び観光客のほとんどが帰国しています。入国制限によって新たに訪れる中国人はいません。日本の観光地と同じく、新型コロナウイルスによる観光客減の影響がプエルトガレラでも起こっています。
今のところフィリピン国内において感染者数は比較的少ない状態ですが、世界中で拡大している新型コロナウイルスが1日でも早く落ち着き、感染者の回復を心から願っています。
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