5月12日にハリー・ロケ大統領府報道官より、フィリピンの各地域のコミュニティ隔離措置の変更について記者会見がありました。プエルトガレラのある東ミンドロ州は5月16日以降にコミュニティ隔離措置(GCQ)が解除される41の州に含まれています。
追記5/15: 14日の発表によりGCQが再び適用されました。詳細はこちら。
ですが、依然として新型コロナウイルスの感染者数が多い、首都圏マニラ・ラグナ州・セブ市などでは、引き続き感染拡大を防止するために、変更されたコミュニティー隔離措置(Modified ECQ)が5月31日まで対策が講じられます。
※少しややこしいのですが、今回の記者会見にて隔離措置の定義変更が行われています。今後は4つの分類で表現と報道がされると考えて良いかと思います。
最も高リスク=ECQ
高リスク=Modified ECQ
中リスク=GCQ
低リスク=Modified GCQ
今回のプエルトガレラ地域における「GCQの解除」とは、低リスクのModified GCQエリアに変更となった、という意味です。詳細はこちら。厳重な検疫や在宅ルールはなくなりますが、マスクの着用やソーシャルディスタンスの厳守など、基本的な感染対策は引き続き必要です。
プエルトガレラのあるミンドロ州はREGION Ⅳ-Bにあたります。他にも緑色の地域がリスクの低い地域としてコミュニティー隔離措置(GCQ)の解除が発表されています。
Low-risk provinces, HUCs, and ICCs shall no longer be under Community Quarantine.
manilastandard.net
ですが、フィリピンの各州や市は5月13日までに省庁間タスクフォース(IATF-EID)に対して申し入れを行うことができるため、内容が変更される可能性もあります。
Provinces, HUCs, and ICCs characterized as low, moderate, and high-risk may appeal their classification to the IATF Screening and Validation Committee with the concurrence of the RIATF not later than 13 May 2020.
manilastandard.net
約12分に要約された会見動画がYoutubeにアップされています。記者会見の全編はこちらから。
日本と同じく、徐々に活動再開へ向かっていく様子は見られています。低リスク地域で感染者が増えていないのが幸いですが、まだまだ都市間の移動は難しい状態です。6月以降にせめてマニラからの移動ができるようになることを期待しましょう!
参考:フィリピン日本国大使館/【感染症情報】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について(その41:コミュニティ隔離措置の変更等)
参考:INQUIRER.net/BREAKING: NCR, Laguna, Cebu City placed under modified ECQ until May 31
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