プエルトガレラが位置するミンドロ州のコミュニティ隔離措置は、12日に低リスク「Modified GCQ」になると発表されましたが、5月14日のフィリピン政府の発表により、中リスク「GCQ」へ再び変更となりました。
マニラ首都圏・ラグナ州・セブシティは「変更されたコミュニティー隔離措置(Modified ECQ)」が該当します。これに変更はありません。ですが、この3つのエリア以外はすべて「一般的なコミュニティ隔離措置(GCQ)」へ変更となりました。残念ながら新型コロナウイルスの影響によるロックダウン継続です。
よって、5月16日から低リスク「修正を加えた一般的コミュニティ隔離(MGCQ)」に該当するエリアはしばらくゼロとなります。
追記 5/19: プエルトガレラ市から17日に発表された生活にまつわるガイドラインはこちらから。
12日に発表されたエリア分類の画像
赤=高リスク(Modified ECQ)
黄=中リスク(GCQ)
緑=低リスク(Modified GCQ)
14日に発表されたエリア分類の画像
Amendments to Resolution No.35
Begining 16 May 2020, provinces, HUCs, ICCs previously classified as low-risk under IATF Reso. No.35 shall be placed under General Community Quarantine.
これまで低リスクModified GCQに分類されていたエリアは再びGCQに置かれる、とのこと。色別で伝えられていた画像を見比べると一目瞭然です。😥
定かではありませんが、Philippine News Agencyの記事によると、
Presidential Spokesperson Harry Roque explained that the Inter-Agency Task Force for the Management of Emerging Infectious Diseases (IATF-EID) decided to use GCQ instead of MGCQ since the guidelines on the latter are still being finalized.
Philippine News Agency
“MGCQのガイドラインが最終決定していないため、MGCQの代わりにGCQの適用を決定した” と記述があります。確かに、先日ご紹介したプレゼンテーションスライドにはMGCQに関する項目はありませんでしたが、フィリピンらしいというかざっくりな変更理由だな…という印象です。当初発表されたエリア分類には外出や移動に関する項目等に大きく違いがあるので、再びGCQへ変更になった地域の方はがっかりされているかと想像いたします。。
14日の記者会見の動画
一旦はGCQのロックダウン状態に戻ってしまいますが、これから低リスクMGCQに関する詳細なガイドラインは発表されていくとのことなので、振り回されつつも情報を待つしかなさそうですね。フィリピンの自宅隔離政策実施はとても早かったのですが、中国の武漢市よりもロックダウン期間が長くなる予定です。また何か分かり次第お伝えします。
参考: 在フィリピン日本国大使館 / 【領事班からのお知らせ】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について(その43:コミュニティ隔離措置の変更等)
参考: Philippine News Agency / GCQ, not MGCQ, to be implemented in low-risk Covid-19 areas
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